2005年04月24日

グレート・ジンバブエ

今回はアフリカの都市遺跡を調査しに行ってきました。

場所は現在のジンバブエ共和国(この前の日記で紹介したソファラの近く)です。

クエストの内容は・・・
 
ジンバブエ02.JPG

石作りの家って珍しいのかな?と思っちゃいますね。例えば、アフリカで石作りといってまず思い浮かべるのはピラミッドを始めとしたエジプトの遺跡群です。あそこら辺は建物も全部石(レンガ)で出来ています。

でも、エジプトがその様な建物になっているのは、そこが砂漠で、木材に乏しいからでしょう。サハラ砂漠以後のアフリカは緑に溢れた土地なので、当然木材は豊富です。

なので、アフリカの南部では石作りの家がほとんど無いそうです。

では、実際はどんな遺跡かというと・・・

ジンバブエ03.JPG

サバンナの真中に忽然と現れる要塞跡みたいな感じで、とても雰囲気がありました!

このジンバブエの遺跡を最初にヨーロッパに伝えたのは、ガマ艦隊の航海日誌だったようです。日本では木造建築の文化なので、木造の家が石造りの家に比べて技術的に劣っているとは思いませんが、昔のヨーロッパでは少し偏見が入っていたようです。なので、ヨーロッパ人はジンバブエの遺跡は石造りなので、アフリカ人ではなく、アラビアの方の民族がこの土地に建てた遺跡だと考えました。

しかし、実際はショナ族やロズウィ族というアフリカ人によって造られた、モルモタパ王国とその後のマンボ王朝の遺跡です。建設された時期は11〜12世紀頃と言われています。

最盛期には2〜3万人の人口を有し、金や象牙を輸出し、インドやインドネシアから綿布やガラス玉、そして、遥か彼方の中国から青磁や染付磁器を輸入していたようです。

そんなジンバブエが衰退していった原因は人口増加とそれに伴う資源の枯渇と言われています。なんか未来の地球の縮図を見ているようですね・・・


因みに、この遺跡のあるジンバブエという国の国名は、この遺跡に因んでつけられたそうです。ショナ語で「石の家」という意味らしい。普通は国名から遺跡の名前を取るんですが、珍しいですね。

ジンバブエ解説.JPG
posted by Scathach at 18:02| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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